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「ネオエクスデス」
2009

コラージュしたネットの画像を出力したフォトマット紙をパネルに貼付、アクリル、ラメ糊、鉛筆、色鉛筆、蛍光塗料、油性ペン、水性ペン、ラメペン、グラスファイバー、ニスなど
1820×2430mm

「Identity」展

中心のコア的な部分にアニメのキャラクターの髪のうねりが貼り付けられていて、それを基点として全体の構造ができあがっています。(こなたとみゆき)

僕が始めてゲームをしたという記憶はマリオやロックマンなどに集約されていますが、RPGの歴史は兄が買ってきたファイナルファンタジー5から始まりました。
当時は兄のプレイを鑑賞するのが日課になっていて、初めての性的なときめきをファリスに感じたり、見たこともない様々な異形の敵グラフィックに胸をときめかせたり強さに絶望したりしてました。

ネオエクスデスという偉大なラストボス、あの異様な構造物を初めて目にした時の畏怖が忘れられません。

もはや敵、魔物という具体的な物ではなく巨大で抽象的な形をもった恐ろしい何か。個でもあり全体でもある。
これほど時間をかけて鍛え上げた主人公達がまったくかなわない、圧倒的な力、【うちゅうのほうそくがみだれる!】 、

形を模したというよりあのラスボスの存在自体の大きさにリスペクトをこめてのタイトルです。
画面の右側(プレイヤー側)の方に隠し要素的なキャラや敵が何人か2センチくらいの大きさで描かれています。